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笑う猫には福来たる。

野火止用水緑道④ ~八坂から万年橋~

野火止用水緑道④ ~八坂から万年橋~_b0002268_1029448.jpg九道の辻(八坂交差点)を渡ると用水は西武多摩湖線八坂駅の下をくぐっていきます。
この先少し行くと、用水は暗渠となりその上は遊歩道ではなく自転車道になります。もちろん歩いても大丈夫ですが、中央に白線が引いてあるので、正しくはやはり自転車道なんでしょうね。




野火止用水緑道④ ~八坂から万年橋~_b0002268_1030292.jpgこの道、実は結構通るのですが、これが野火止用水の上だとは知りませんでした。両側には大きな木が生えていて木陰になっているため、歩いても自転車でも気持ちがいい道です。木の根が敷石を押し上げて波を打っている箇所もありますが、それもご愛敬。
この自転車道は新青梅街道にぶつかるまで約1km続きます。

野火止用水緑道④ ~八坂から万年橋~_b0002268_10302917.jpg
新青梅街道を越えると野火止用水は再び地上に現れます。
用水の両側には木が覆うように茂っており自然溢れる景観です。ただ、用水沿道には遊歩道がなく、狭い車道を車に気を付けながら歩かなければならないため、散歩にはあまり向いていないかもしれません。

野火止用水緑道④ ~八坂から万年橋~_b0002268_10305067.jpg
500mほど進むと左手に「恩田野火止水車苑」があります。復元された水車小屋や小さな四阿などがあり、広くはないものの休憩に最適な場所です。

野火止用水緑道④ ~八坂から万年橋~_b0002268_10311211.jpg
さらに300mほど進むと「万年橋のケヤキ」があります。このケヤキは東村山市の天然記念物に指定されているとともに「市の木」でもあります。さすがにご立派ですね。

さて、野火止用水および野火止用水緑道はこの先もまだまだ続いていますが、私のお散歩はここまで。
この先には今度サイクリングで。いつになるか分かりませんが。

野火止用水緑道④ ~八坂から万年橋~_b0002268_10312873.jpg
最後に、なぜ野火止用水という名称なのかというと、江戸時代、川越藩主松平伊豆守信綱が玉川上水から分水し、小平から領地=現・埼玉県新座市野火止=まで飲料水として開削した全長24kmの用水だからです。
当時の人々は、開削した松平伊豆守信綱に感謝し「伊豆殿堀」と呼んでおり、今でもその別名が残っています。

終わり。
by waraneko | 2006-08-13 10:35 | 東村山探訪
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