人気ブログランキング | 話題のタグを見る

笑う猫には福来たる。

【K-1 WORLD GP 2008 IN SEOUL FINAL16開幕戦】

■2008年09月27日(土) ソウル オリンピック第1体育館■

大番狂わせのFAINAL16でしたね。
ベテランを破って新鋭がベスト8に残ったのも楽しみだし、シュルトがいないことで、優勝者の予想が非常に難しくなりました。
実力者ばかり残った印象なので、決勝戦はどの組み合わせでも面白そうだし、久々に楽しみになりましたね。



○ルスラン・カラエフvsハリッド・“ディ・ファウスト”× 2RKO
序盤から目の離せない壮絶な殴り合い。1Rハリッドがカウンターでの左ショートフックでカラエフからダウンを奪う。2Rでもガチの打ち合いを展開する両者。今度はカラエフの右アッパーがハリッドの顎を捉えダウン。更に連打で畳み込み、右ストレート、スタンディングダウンで3度ダウンを奪い勝利。
面白い試合でした。ハリッドの打たれ強さにびっくり。

○ジェロム・レ・バンナvs澤屋敷純一× 判定3-0
前回と同様に左に回りチャンスを伺う澤屋敷に対し、深追いせず的確にパンチを当て、ダメージを与えていくてバンナ。2Rでは右ハイからの連打で澤屋敷からダウンを奪うなど磐石な試合運びで、バンナが快勝。
バンナに冷静に戦われたら、経験と打撃力の差がある澤屋敷に勝ち目はなかった。

○グーガン・サキvsレイ・セフォー× 延長判定3-0
放送はなし。なんでセフォーがファイナル16に残っているのかがそもそも疑問。

×グラウベ・フェイトーザvsエロール・ジマーマン○ 判定0-3
放送は2Rから。1Rにもダウンを奪われたというフェイトーザはすでにフラフラ状態。
ジマーマンは重いキックとパンチをフェイトーザに見舞い続け、右フックでダウンを奪う。フェイトーザは反撃の余力もなく、3Rリングに立ち続けたが判定負け。
残酷な世代交代を目の当たりにした試合でした。

○レミー・ボンヤスキーvsポール・スロウィンスキー× 判定2-0
ダイジェスト放送。実力伯仲の攻防だったようですね。レミーが順当にベスト8に。

○エヴェルトン・テイシェイラvs武蔵× 判定3-0
手数も有効打も互角の両者だったが、2R終盤テイシェイラの左ストレートに合わせて武蔵スリップダウン。そこからやっと打ち合いが始まるも、お互い決定打がないまま試合終了。前に出続けたテイシェイラに軍配が上がった。

○バダ・ハリvsチェ・ホンマン× 3RTKO(3R終了時タオル投入)
バダ・ハリは強烈な右ロー左インローでホンマンを崩しつつ、顔面パンチへのチャンスを狙う。2R懐に飛び込んだバダ・ハリにホンマンの左ストレートが当たり、バダ・ハリがダウン。3Rではバダ・ハリのボディーへの打撃でホンマンがやや劣勢に。
判定0-1で延長となったが、バダ・ハリのボディー攻撃でホンマンが負傷しタオル投入。
バダ・ハリの楽勝かと思ったが、意外にホンマンも頑張った。

×セーム・シュルトvsピーター・アーツ○ 判定0-2
序盤からシュルトの懐に飛び込みパンチを放っていくアーツ。シュルトはいつもどおりの試合展開が図れずやりにくそう。3Rでは完全にペースをつかんだアーツが果敢に距離を縮めパンチ勝負に出る。シュルトはアーツを抱え込むという悪い癖がでてしまい防戦一方に。判定は攻め続けたアーツに2票。3連覇の絶対王者シュルトを止めた。
観客も他の出場選手も実況陣も全員がアーツ贔屓で、いつもの事ながら完全アウェーのシュルトが若干不憫ではありましたが、今回はアーツのベテランとしての勇気と意地に素直に感動しました。拍手!


<追記>
全試合終了後、リング上で決勝戦の組み合わせ抽選会が行われた模様。

ピーター・アーツ vs. バダ・ハリ
エロール・ジマーマン vs. エヴェルトン・テイシェイラ
グーカン・サキ vs. ルスラン・カラエフ
レミー・ボンヤスキー vs. ジェロム・レ・バンナ

なんと、申し分のない組み合わせなのでしょう!
この8人センスいいですね。
楽しみだー!!
by waraneko | 2008-09-28 13:42 | 格闘技
<< 【戦極~第五陣~】 【DREAM.6 ミドル級グラ... >>


本ネタ・格闘技ネタが中心になってきちゃったブログ。

by waraneko
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31